【洋楽をカッコ良く歌いたい!】
というのが、
最も多く頂くご要望です。
オールディーズから、
80年代~90代ロック・ポップス、
最近の流行曲などなど、
リクエストも様々です。
但し、
洋楽は我々日本人にとって、
最も難しいジャンル
と言っても過言ではありません。
なぜなら、
リズムが逆なのです。
邦楽は表拍、洋楽は裏拍です。
その辺りから、
レッスンでは取り組んでいます。
【洋楽をカッコ良く歌いたい!】
というのが、
最も多く頂くご要望です。
オールディーズから、
80年代~90代ロック・ポップス、
最近の流行曲などなど、
リクエストも様々です。
但し、
洋楽は我々日本人にとって、
最も難しいジャンル
と言っても過言ではありません。
なぜなら、
リズムが逆なのです。
邦楽は表拍、洋楽は裏拍です。
その辺りから、
レッスンでは取り組んでいます。
洋楽のレッスンで、
最初の難関はリズムです。
邦楽と洋楽のリズムの違いを
例で見てみたいと思います。
まず、
邦楽を代表する演歌では、
『津軽海峡冬景色』を挙げてみましょう。
手拍子をしながら、
冒頭の『上野発の夜行列車降りた時から~』を
歌ってみて下さい。
『ウエノ発の ヤコウ列車 オリタ時か ラ~』と、
カタカナになっている所で
手拍子したと思います。
『タたたたた タたたたた タたたたたタ~』の
『タ』で手拍子をして、
表でリズムを取っています。
一方、
洋楽ではマドンナのヒット曲『Like a vigin』を
挙げてみましょう。
冒頭の歌詞は、
となっていて、
☆マークの所にリズムの表が来ます。
つまり、
『タン!タン!』という具合に手拍子すると、
『タン!』と『タン!』の間から、
歌い始めます。
一行目だと、
『タン!』I made it 『タン!<through>』the wild『タン!』ness 『タン!』
という感じになります。
しかも、
邦楽だとリズムとリズムの間は、
大体文字数が同じ
(上野発の<6文字>、
夜行列車<8文字だけど、れっしゃは2文字として発することが可能>、
降りた時か<6文字>)
です。
一方、
洋楽の場合、
リズムとリズムの間に入る
単語の数は一定ではありません。
洋楽は上記のように
3文字(I made it)になったり、
単語の途中で拍が来たり、
バラバラです。
このリズムが
洋楽の第一の壁です。
第二の壁は、
同じくリズムでグルーヴです。
英語ネイティブが日本語を話すと、
速くなったり、遅くなったりします。
例えば、
『おはようございます』も、
英語ネイティブが言うと、
『おはぁよぅ ござぁいまぁす』と
速く(強く)なったり、
遅く(弱く)なったりする箇所が
出てきます。
これが単語単位でも出てきますし、
文章になると、
さらにグルーヴがかかります。
卵が転がると、
速くなったり、遅くなったりしながら、
回転します。
あの要領で
リズムが取れる練習から始めます。
リズム・グルーヴと同様に、
洋楽独特なのが英語の発音です。
日本語にはない音が色々あるので、
我々日本人は苦労します。
但し、
よく聞けば、
真似できないことはありません。
『発音が苦手』という人に共通するのが、
原曲をよく聞いていないことです。
最初はとにかく聞きます。
聞き取れなかった所は、
何度も繰り返し聞きます。
カタカナでも良いので、
聞こえたままに書き取ってみて、
実際の歌詞と答え合わせをする。
これが歌の練習だけではなく、
英会話の聞き取りにも効果的です。
何事も上手い人の真似をすることで、
上達が速くなります。
原曲をよく聞いて、
原曲で発しているように
発音できるように真似をする。
一音一音、丁寧に。
突然上手くなることはありませんが、
コツコツやれば必ず結果は出ます。
3ヶ月後、
聞く人をビックリさせたい方は、
是非一緒に頑張りましょう!!
写真は私(代表 平田)の
ボストン大学経営大学院(MBA)の卒業証書です。
『ボストン大学MBA卒です』と言うと、
『元々英語が得意だったのですか?』とか、
『帰国子女ですか?』と、時々聞かれます。
しかし、私は日本生まれの日本育ち。
学生の頃の英語の成績は
むしろ悲惨でした。
クラスの平均点を取れたらまだ良い方で、
しばしば赤点を取ってしまい、
追試もよく受けていました。
そんな私が、
理由を何でしょう?
今となっては懐かしくもありますが、
『自分には語学の才能がないんじゃないか?』と
本気で思っていました。
数え切れないほどの
英語マスター指南書を読み漁り、
あらゆる教材を試し、
学生時代には40万円も払って
英会話スクールにも通いました。
しかし、
何をやっても一向に
英語が上手くなりませんでした。
書店の語学コーナーに立ち、
数多くならぶ英語指南書を前に
何度立ち尽くしたか分かりません。
しかも、
私が英語をマスターしたい、
MBA留学をしたいと思った時に
置かれていた状況は、
決して恵まれていたとは言えません。
社会人1年目で朝6時出社、
帰社はいつも夜8時か9時。
通勤時間は1時間ほどかかっていたので、
平日は夜10時に寝て、
朝は4時半に起きるという生活リズムで、
英語を勉強する時間など
全くありませんでした。
それなのに、
なぜ英語をマスターできたのでしょう?
実は、
ある時、一度諦めたのです。
英語をマスターすることを。
しかし、
仕事で英語は必要だったので、
何か続けなければならない。
そこで、
ちょっと肩の力を抜いて、
『洋楽の歌詞を聞き取り』を始めたのです。
英語の勉強というより、
元々音楽は大好きだったので、
始めた当初から、
これだったら趣味感覚で続けられる
と思いました。
やり始めて気が付いたのが、
よく知っている曲でも、
歌詞を正確に聞き取れない
ということでした。
ビートルズの『イエスタデイ』や
マイケル・ジャクソンの『スリラー』などは
何度も聞いたことがあるのに、
そのサビの部分でさえ、
歌詞を聞き取ろうとしても出来ないのです。
歌詞の聞き取りをすると、
正しく聞き取れていれば喜びも大きいですし、
間違っていても
『この単語はこんな風に聞こえてたんだ、
ここはこんなことを言っていたのか』と
新しい発見をしたりと、
とにかくリスニングの勉強が
楽しくなりました。
それまではあらゆる教材を使って
リスニング力向上に努めましたが、
『オフィスでの会話』や『道順を教える時の会話』など、
面白いとは全く思えない内容が多く、
修行のような勉強とは大違いでした。
聞き取りをした部分は何度も聞くので、
メロディーも覚えて、
歌詞聞き取りで覚えた単語だけ
まるでネイティブかのように
発音も出来るようになっていたようで、
留学中も『君の発音はキレイだね』と
よく言われました。
あなたの周りにもいませんか?
英語は話せないけど、
英語の歌を歌うとまるでネイティブのような
発音で歌える人。
最近では外人が日本の歌を、
日本人顔負けの歌唱力で
歌う人もたまにテレビで見ますよね?
そういう人たちって、
日本語も上手だったりしませんか?
その事が証明していると思います。
『語学習得、
特に会話力は耳からである』ということを。
最初は耳に蓄積された英語を
なるべくたくさん増やすことが一番大事なのです。
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