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【ミックスボイス】|お酒とミックスボイスの関係とは?<Emi先生>

お酒を飲んだ後のカラオケ対処には、、、

 

こんにちは!

Lavocのボーカルインストラクター、Emiです。

 

最近カラオケに行く機会が増えました。

ちょっと前までは、ライブ以外で歌を歌うの嫌だな〜、

お酒飲んだ後に歌うの嫌だな〜と思って、

カラオケに行くのは避けていたんです。

 

お酒飲んだ後って思うように歌えないこと、ありませんか?

 

普段だったら余裕で歌える曲も、なんだか上手に歌えない。

普段だったら余裕で出る高いキーも、なんだか出づらい。

低い声はよく出るけど、高い声の出し方がわからなくなる。

ミックスボイス】や【ファルセット】が使えなくなる。

などなど・・・

 

そんな経験をしたこと、ありませんか??

せっかく楽しく飲んでも、カラオケ行って声が出ないと、つまらない思いをしてしまいますね。

だからと言って、歌わないでいると、ノリが悪いと思われてしまうかもしれないという板挟み!!

 

・・・・私もそうでした。

ましてやボイストレーナーという立場上、

カラオケに行けば「上手いんでしょ」「歌って歌って〜」「高得点出るんでしょ?」と

謎のハードルを上げられてしまいます。

 

そこでプレッシャーを感じて力んで歌ってしまえば、

あらま、悪循環の出来上がりです!!

 

どうせなら、お酒を飲んで盛り上がった状態で、

さらにカラオケも気持ちよく歌って、

最後まで楽しみたいですよね!

 

自分だけでなく、みんなを盛り上げたいですよね!!

 

 

お酒と声帯の関係とは?

さてそもそも、何故、お酒を飲むと声が出づらくなるのか?

 

一つはまずお酒を飲むことで、

声帯の周りの筋肉がコントロール力を失うからです。

 

お酒を飲んで立ち上がった時、

フラフラしてしまった経験、ありますよね。

 

又、お酒飲んだ状態で、

針の穴に糸を通すのは大変ですよね。(やりませんけどね、笑)

 

次に充血。

アルコールが体内に入ることで血管が膨張し、声帯も充血します。

 

お酒を1〜2杯飲んだくらいだと、

逆に声が出やすくなったという経験がある人もいるかもしれません。

 

それは血流がよくなり、

瞬時に喉が暖まった状態を作り出せるからです。

 

ですがそれは、一時的なものです。

 

瞬時に血流が良くなった血管は、

その後膨張し、声帯を鬱血させていきます。

 

鬱血した状態で声を出し続けると、

声枯れの原因にもなります。

 

お酒のもつ利尿作用も大きく影響があり、

体から水分が抜けると、

粘膜など体の内側から、乾燥していきます。

 

喉が乾燥した状態で大声を出すことは、

声帯にとってもっとも良くないことです。

 

さらにお酒を飲む時には、

騒がしい場所も多く、テンションも上がり、

大声で喋り続けるかもしれません。

 

喉が締まった状態で大声を出し続けた後に、

ミックスボイスを出すことは、とても難しいことです。

 

ましてやアルコールが入って、

コントロールが効かなくなった状態では尚更です。

 

大声で喋り続けた後に歌おうとすると、

高い声がほんとに出ません!!

 

音程も取りづらい!

喉もカラカラ!!

辛い!!

 

・・・喉にもとーーーーーっても、悪いんです。

 

お酒を飲んだ時の対処法とは?

まずは簡単にできる対処法としては、

とにかく水分を摂ることです。

 

体から失われた水分を取り戻すとともに、

アルコールの血中濃度を下げましょう。

 

次に、

日常から【ミックスボイス】を正しく理解することです。

 

お酒を飲む時にも、意識してコントロールできる感覚を身につけましょう。

 

ミックスボイス】を正しくコントロールできれば、

お酒を飲んでいても、喉を締めることなく、

通る声で喋り、歌うことができます。

 

そのことを意識してからは、

お酒の後に連れて行かれるカラオケが、

少し苦手じゃなくなりました。(笑)

 

お酒の後のカラオケに強くなりたい人は、

ぜひLavocの体験レッスンにお越しください!!

 

普段からできるエクササイズや、

カラオケ直前のウォーミングアップ方法なども、

お伝えしていきます!

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執筆者:Emi

 

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この記事を書いた人

Emi
Emi
4歳よりピアノを始める。
幼少時から歌が好きで音楽が好きで、両親に熱望し、
東邦音楽大学の付属中学校、ピアノ科に入学。
12歳より声楽を本格的に始め、高校からは声楽科に転科。
東邦音楽大学、声楽科卒業。

在学時より舞台芸術に興味を持ち、
身体表現法や芝居の勉強に力を注ぎ、
積極的に外部のオペラ公演に出演。
卒業後も数々のオペラ、小〜中劇場のミュージカルに出演。
より自由なスタイルを求めて、活動はロックに移行する。
声を楽器にした「Voice」を武器に、バンド活動、
インプロセッションなど、LIVE活動を続ける。

華やかなステージングには定評がある。
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