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【ボイストレーニング】|腹式呼吸をマスターするためのトレーニング 3選

『歌に腹式呼吸が不可欠!』

が分かっても、いざやってみると、なかなかうまくできない。

そんな悩みを抱える方は、大勢いらっしゃいます。

 

事実、当校の体験レッスンを受講される方の多くが、

『腹式呼吸という言葉は知っているけれども、やり方が分からない』

『Youtubeでやり方を見たけれども、なかなかできない』

『試したみたけれども、できているのかどうか分からない』

といった悩みを抱えていらっしゃいます。

 

体験レッスンで腹式呼吸に取り組む場合は、

1)腹式呼吸のメカニズムを説明

2)インストラクターがお手本を披露

3)体験レッスン受講者の方にやっていただく

4)出来ている所、できていない所を確認・修正

という段階を踏んで練習します。

 

但し、

3)の受講者の方にやって頂く

という段階で、

すぐにできる方はほとんどいらっしゃいません。

 

深く息を吸って、吐いてをすると、

大抵の場合、肩が上がります。

 

肩が上がるというのは、

腹式呼吸ではなく、

胸を横に大きくふくらませる

胸式呼吸をしてしまっています。

 

初心者の方にとって、

【腹式呼吸を立った状態で行うのは難しい】

という壁があります。

 

この壁を越えるには、3つのトレーニング方法があります。

 

それが、

寝てみる

座った状態で前屈

立った状態で前屈

の3つです。

 

まず、1つ目の

寝てみる

です。

実は、

人間は睡眠中、腹式呼吸をしています。

 

一度寝てやってみて頂くと

分かりやすいと思います。

 

鼻から息を吸って、

お腹をふくらませていませんか?

 

それが腹式呼吸です。

 

2つ目は、

座った状態で前屈

(椅子に座って前屈も可)

です。

これは、

椅子に座った状態で、

前かがみになる姿勢を取ります。

 

そして、

鼻から息を吸ってみましょう。

 

そうすると、

お腹がふくらむことが、

立った状態よりも感じやすくなると思います。

 

最後に3つ目の

立った状態で前屈

です。

これは2)と同じことを

立った状態で行います。

 

要するに、

前屈するとお腹が圧縮されているので、

少しお腹を動かすだけで、

ふくらんでいることを体感しやすくなるのです。

 

上記3つのトレーニングに取り組むことで、

腹式呼吸は間違いなく体感できることでしょう。

 

但し、

体感できた腹式呼吸を

歌にどのように活かしていくのかは

次のステップのトレーニングが必要になります。

 

例えば、

上記3つのトレーニングは、

腹式呼吸を体感して頂くことを目的としているので、

『ゆっくり吸って、ゆっくり吐いて』

を練習します。

 

しかし、

歌の途中で

『ゆっくり吸って、ゆっくり吐いて』

なんて、できないですよね?

 

一瞬で大量の空気をコントロールする練習が、

次のステップとして必要になります。

また、

どこで吸って、どこで吐いてを

意識するようになると、

ボーカリストによって、

呼吸する箇所が全然違うことも

気付けるようになると思います。

 

『本人はここで息継ぎしているけれども、

自分は息継ぎしないで歌ってみよう』

とか、

『ここは息継ぎで刻んでみよう』

とか、

そんなこだわりも持てるようになります。

 

そして、何より

腹式呼吸でコントロールできる空気の量が多くなると、

テクニックを色々と採り入れることができます。

 

そうなって来たら、

表現力にも幅ができて、

歌がどんどん楽しくなって行くことでしょう。

 

一人で悩んでいないで、

悩みを早く解決したいのなら、

プロの意見を聞いてみるのも得策ですよ!

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この記事を書いた人

Kei
Lavocボーカル教室 代表の平田啓(ひらたけい)です!
音大ピアノ科卒の母が、実家の1階でピアノ教室を経営する環境で育ちました。その母親に、『音楽は食べて行くのが大変だから、仕事にするのは止めておきなさい』と常々言われましたが、30代半ばでやっぱりやってしまいました^^;2003年にボーカル教室を創業し、音楽のある楽しい人生を送らせて頂いてます!
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