7.162020
ワンオクロックはみんなの憧れ
さあ、今日はスーパーボーカリスト、
ロックボーカリストならみんなが知ってるでしょう。
僕も大好きで憧れます。
ワンオクロックのタカさん。
学生バンドでも
コピーをしているのをすごくよくみます。
ワンオクはバンドとしても
めちゃくちゃカッコイイし
プレイのレベルも高いと思いますので、
ほんまみんなよくコピーできてるな〜!
と感心しています。
さあ、そこで、
コピーをするにあたり、
上手い下手はありますよね。
なので、
ギターやドラム、
ベースは自分の実力に合わして演奏の仕方、
フレーズを簡単にしてやったりもします。
それなりにまとまっていれば、
変に難しいフレーズを引くより
簡単にしっかり演奏できた方が
よかったりするかと思います。
僕も、
たまにギターやピアノの演奏したりするのですが、
はじめの練習の時は
もちろん難しいフレーズでも頑張るのですが、
これでは本番は無理とわかれば、
よりいいパフォーマンスが出来るところを
探って簡単にしたりしています。汗
まあ、
楽器隊はある程度工夫すれば
なんとかなるかと思います。
ただ、
ボーカルはなかなか難しい。
それは自分の身体が楽器だからです。
僕はピアノをよく弾くので
ピアノという楽器に例えたいと
思いますが、
ピアノという楽器は基本88鍵盤、
88音階の音が出せます。
鍵盤を押せばその音が鳴ってくれます。
なぜ、ボーカルはコピーするのが難しいのか?
ボーカルはどうでしょう。
タカさんみたいな
高い音を出したいと思っても
なかなかうまく出せないのではないでしょうか?
はい。
もともと持ってる身体、
楽器が少し違うからです。
ギターとベースという楽器、
形は似ています。
けれど、
出せる音階が違います。
ギターはベースでは
出せない高い音が出ます。
逆にベースは
ギターでは出せない低い音が出ます。
それと同じようなものです。
はい!
でも諦めないでください!
工夫次第、努力次第で
タカさんの声に近づく事は出来ます!!
まずは、
高い音域、普通には出ません。
ここの普通とは地声の事です。
さあお気づきでしょう。
裏声なら出せますよね^^
これで高いところもなんとか!
でも待ってください。
キーはとどいても全然かっこ良くない。。。。
ですよね。
タカさんの歌声は
高いところでも力強いんです。
さあ、
ここをどうやってクリアするかですよね。
そこで重要になってくるのが
『ミックスボイス』という声です。
ミックスボイスにまつわる声帯の話
少し深く話しを進めます。
声帯が振動して
声が出ていると
言うことを前にも言いましたが、
地声の時と裏声の時は何が違うでしょう?
それは、
声帯の閉じ具合です。
ちなみに声帯が閉じる事を
「声門閉鎖(せいもんへいさ)」といいます。
その声門閉鎖が強い場合は地声、
声門閉鎖が弱いと裏声になります。
ここで
声門閉鎖が強すぎず、
弱すぎずの状態だとどうでしょう?
はい、
その状態こそが『ミックスボイス』です。
裏声のような力の抜き方でも
地声の様なある程度の強い声が出せるようになります。
前に
声帯を引っ張って伸ばす
筋肉を鍛えるという事は言いましたが、もう一つ!
「声帯を閉じる!」
声門閉鎖の練習も忘れてはいけません!
この練習は
無理にすると
声帯を痛めてしまう
恐れがありますので
慎重にやっていきましょう。
ONE OK ROCK:ワンオクロックchannel
執筆者:Yusuke
この記事を書いた人
- 13歳のころから独学でギターを始め、オリジナル曲を制作、17歳の頃よりバンド活動を行う。 その後、音楽学校に進学、卒業後同音楽学校でサポートミュージシャンとして勤務。 それと平行して、大阪を中心にライブハウスなどでミュージシャンとして積極的にライブ活動など行う。
東京に上京後、都内のライブハウスやラウンジでボーカリストとして勤務、活動。
現在、ボーカル講師の仕事を中心にスタジオミュージシャン、サウンドクリエイター、ラジオのパーソナリティーなど幅広く活動している。