「歌う」ボイトレと、「話す」ボイトレの違いとは? | 渋谷のボイストレーニング

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「歌う」ボイトレと、「話す」ボイトレの違いとは?

突然ですが皆さん「歌う」ボイトレと、「話す」ボイトレの違いをご存知でしょうか?

…圧倒的に違うじゃん!! って思いますよね💦

メロディーがあるかないか以外にも実は違う点があるんです!

 

結論から言うと「歌う」ボイトレす」ボイトレの違いは

 

1. リズムがあるかないか

2. 使う筋肉の量

3. 使う音域の広さ

 

この3点です。

それでは一つずつ詳しく説明していきたいと思います。

 

1つ目「リズムがあるかないか」

楽譜には必ず演奏者が

この曲をどのようなリズムで演奏するかがわかるように

拍子が書いてあります。

 

三拍子なら「1 2 3 」

四拍子なら「1 2 3 4 」

 

このように拍子によって取るリズムが違ってきます。

 

三拍子は三拍子でも

3/2 拍子

3/4 拍子

3/8拍子

細かく分かれています。

 

ポップスは比較的四拍子が多く使われています。

 

ジャズにはジャズ特有の“スウィング”や“バックビート”というリズムの取り方があります。

 

ボサノバにはボサノバ特有のリズムの取り方があります。

 

リズムの取り方によってジャンル分けされており、

ジャンルによってもリズムの取り方は違ってくるのです。

 

『歌う』ボイトレ

とはこれらの

リズムを意識的に取らなければいけないもの

 

『話す』ボイトレ

とはこれらの

リズムを意識的に取らなくていいもの

なのです。

 

会話の中で意識的にリズムを取ると

ラップのようになってしまいますね😂

 

 

2つ目「使う筋肉の量が違う」

話すときは口の周り筋肉を使って話しています。

 

もちろん歌うときも使いますが、

話すときよりもより強いパワーで筋肉を使っているのです。

 

例えば、話す時に比べて歌う時って

口を大袈裟に開けたりしませんか?

 

話す時は口先だけで言葉を発して喋りますが

歌う時はもっと口の横の動きだったり、

縦の動きが必要になってくるので、

その分使う筋肉の量もパワーも違ってくるのです。

 

そして、歌うときは呼吸を意識して、

お腹にたくさん空気を入れて歌います。

 

よく「体全体を使って歌う」と言いますが、

歌が上手な方はお腹にもたくさん空気を入れて、

且つ背中にも空気を入れて歌っているのです。

 

話すときに体に空気をたくさん取り込む必要はありませんが、

歌うときは多くの空気を体に取り込みたいので、

その分必要になってくる筋肉もあるのです。

 

つまり、

『話す』ボイトレは 

最小限の筋肉を使って話している

 

『歌う』ボイトレは 

より強いパワーで、より多くの筋肉を使っている

ということなのです。

 

3つ目「使う音域の広さの違い」

声には種類があります。

「チェストボイス」「ミドルボイス」「ヘッドボイス」「ファルセット」などです。

・チェストボイスとは低音域の声

・ミドルボイスとは中音域の声

・ヘッドボイスとは高音域の声

・ファルセットとはヘッドボイスよりも高い声

 

です。

 

歌うときは

これらの音域を幅広く行ったり来たりしながら歌っています。

 

話すときは音域を行ったり来たりしないないですし、

人それぞれ低音域で話す方もいれば中音域で話す方も

いらっしゃると思います。

 

ですが話の途中で低音域から急にファルセットで話出したり、

そもそもファルセットは会話の中であまり使わないと思います。

 

このように

歌うボイトレ

話すボイトレよりも

幅広い音域を使っている

のです。

 

【つまり…】

結果「歌う」ボイトレ「話す」ボイトレの違いとは

 

1.リズムを意識的に取るのか取らないのか

2.歌う時の方が話す時よりも強いパワーでより多くの筋肉を使っている

3.歌う時は話す時よりも幅広い音域を使っている

 

 

この結果を見ると「歌う」とは

「話す」の延長線上にあることがわかりますね。

 

歌はリズムや呼吸を意識し、

音域も広く使わなければなりません。

 

なんだか難しく聞こえるかもしれませんが、

やっていけば身に付きます!

 

ただ闇雲にやっていては間違って身についてしまうかもしてません。

 

わからないことはわかる人に聞くのが一番です。

 

基礎からしっかり作っていきましょう。

 

歌が思うように歌える喜びを一緒に感じて行けたら嬉しいです✨

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この記事を書いた人

Mai
Mai
初めて人前で歌ったのは15歳のピアノの発表会。弾き語りをするのも初めてですごく緊張したのを覚えています。
高校生になってからはボイストレーニングに通い始め、バンドも組始める。
18歳から二年間音楽専門学校に進学し本格的に歌を学び始める。
在学中はJ-WAVE SONAR MUSIC・大田区絆音楽祭出演。go!go!vanillas「アメージングズレース」・うたコン 石川さゆりさんバックコーラス参加。
Welcame party@片柳アリーナにてジャズバンドCalmeraとオリジナル曲「傘」で共演。
20歳の時、一ヶ月間単身NYに留学。New York Vocal Schoolで指導を受ける。
帰国後はオリジナル曲「傘」を発売。配信アプリの公式ライバーとしても活動。
現在はクリエーター事務所の仮歌やSNSを中心に活動中。
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