7.192021
「やっぱ、プロと素人じゃやってるボイストレーニングも違いますよね!?」
とレッスン中に生徒が私に聞いてきたことがありました笑。
率直に言ってしまえば
違います笑!!
もちろんアスリートが体を動かす前にストレッチをするように
歌う前に顔の筋肉をほぐしたり喉を少し慣らしてあげたりということまでは一緒かもしれません!
が、
そのあとの練習は初心者さんがやるレッスンの数倍難しい複雑バージョンの音階トレーニングや、
低音から高音、かなりのハイレベルな発声をやったりもします!
そうすると生徒さんは「やっぱそうですよね 苦笑」
でもでもでも!
プロがやってて初心者もできるボイストレーニングって実はあるんです^^
それは何か。
結論から言うと「裏技ボイストレーニング」です!
裏技的なボイストレーニングを、これを読んでいる方に3つだけご紹介します!
やることはシンプルなのに意外にも難しいかもしれません!
①「リップロール歌唱」
「絢香」さんは、あなたもご存知ですよね?
とあるインタビューで太い声の秘訣は??
の回答に絢香さんは「リップロール」と答えました!
そう、そんなに意味のないリップロールかと思うじゃないですか!!!
リップロールはめちゃくちゃ大事なのです!
できない人は「歌の成長が遅れる」「歌が上手くならない」と言われてるぐらいです!
できる人はリップロールで一曲歌いきってください!
そのあとに歌う歌はかなり発声が違いますよ!
リップロールが大事な理由は
①顔全体の筋肉がほぐれる
②一定の息がしっかりはけている証拠
③声帯でしか音程をコントロールできないから音程が良くなる
騙されたと思ってやってみる価値ありですよね!
②「キーを変えてわざと歌う」
みなさん大好きな曲、歌いたい曲ってきっとありますよね!
でも高くてでない。とか音程が微妙なところにあるとか。
その原曲のキーをわざとプラス1にしてみたりマイナス1にしてみたりして練習してください!
自分の苦手だったキーがいつの間にか難なく歌えていたりしまいます!
またプロのシンガーでもライブで半音下げて歌ったりすることも多々有ります!
なので、どこのキーでも「同じように歌える」というキーを
たくさん増やしてあげるのも、上手くなる近道ですね!
③「息を吸う練習」
ん!?
息を吐くんじゃなくて吸う練習????
そうなんです!
なんでプロの人って
大きな声であんなに綺麗に長く息を吐けるの!?
それはたくさん吸えてるからなんですよね!
腹式呼吸を意識しすぎて吸うこと忘れていませんか〜笑
休符は休みではありません「ブレス」という歌です。
なのでしっかり息まで歌ってあげましょうね!^^
代表的な練習の仕方はこちらです!
ペットボトルを吸います!そしていかにそれを
潰すことができるか!
そんな簡単な練習です!
さあ、いかがだったでしょうか!プロもこれは実践しているものでした!
裏技ボイストレーニング!是非騙されたと思ってやってみてはいかがでしょうか!^^
この記事を書いた人
- 初めて歌う舞台にたったのは6歳の時。台湾で歌手活動をしていたおばあちゃんの影響でどっぷり歌にのめり込み11歳から東京のとある事務所に入りレッスンに通い始める。
中学校にはいるとSAXと出会い吹奏楽に集中する日々を送る。関東大会に毎年出場するわりと強豪校でした。
そして高校生になると自らオーディションに出向き、オーディションはすべてファイナリストまでいき賞をとったりする。専門学校に入学後、数々の事務所からオファーがきたりするものの中々希望通りに進まず、そこで出会うのが『The banquet』というバーレスクの華やかなショーでした。20代前半初めてショーの主役になり歌って踊る女性らしさの美しいショーにハマり、そこからはフリーで活動しながら、夜は本格的キャバレーのNYNY showでボーカルをしながら歌っています。