7.272020
Hi-A(高いラ)が出ると歌える曲が増える?
「I LOVE YOU」と聞いて
思い浮かぶの曲は
尾崎豊ですか?
それともクリスハート?
どちらも名曲で、
両方とも教室でも
人気のあるナンバーですが
今回は
クリスハートの方の
お話です。
クリスハートの「I LOVE YOU」
切ない歌詞と
透き通る歌声が
胸に突き刺さりますよね〜!
楽々と歌っているように
聞こえますが、
実はめちゃめちゃキーが高い!!
しかも
伴奏がピアノメインの
繊細なバラードなので、
勢いでなんとかなるって
ものでもない。。
私の生徒のAさん(40代・男性)は
学生時代キーボードを
やっていたこともあり、
音感がすごく良い方です。
しかし、
私が出会った頃は
Hi-A(高いラ)の音が
出るか、出ないか。。
調子良い時は出る!
っと言った様子でした。
ボイトレ関係のネット記事で
「Hi-Aが出せると
歌える曲が増える」
というような
内容をよく見かけますが、
確かにそうですよね。
一つの超えたい目標に
している方も多いかと思います。
「I LOVE YOU」の最高音は、
それよりももっと高いHi-Dなんです!
(さっきのラより更に上のレの音)
Bメロの
「なーいても なーいても♪」
の部分に出てきます。
一瞬とは言え、
めちゃめちゃ高い。。
女性でも結構高いな〜と
思う高さなんですが、
なんとAさん、
今ではこの曲が
余裕で歌えるんです!!
高音が出せるようになったのは、
ミックボイスを習得したことが
1番の決め手でした。
元々Aさんは、
さっきも書いたように
Hi-Aが出るか出ないか、
くらいだっだのですが、
細かい練習をたくさん重ねて
今ではHi-Dは余裕になりました。
生徒Aさんがミックスボイスをマスターできた理由とは?
出会った当初のAさんは
顎周り・口元に
力を入れてしまう癖が
ある方でした。
そのせいで、
息が漏れやすかったり、
滑舌が曖昧なところが
あったんです。
レッスンでは毎回毎回、
力む癖を抜いていくことに
重点を置いて
練習を重ねていきました。
元々耳が良いAさんは
悪い見本・良い見本を
しっかり聴き分けて、
どんどん上達していきました!
無意識にやってしまっていた
「癖」がみるみる
抜けていったんですよね!
「癖」から開放されたAさんが
ミックスボイスのコツを
掴むのはあっという間でした!
ミックスボイスを
習得するためには
色んな練習が必要です。
まずは自分の「癖」を理解すること。
いらないものは削ぎ落とす。
良い部分は引き伸ばしていく。
これを楽しみながら取り組むのが、
上手くなる秘訣だと私は思います!
ミックスボイス克服法はひとり一人異なる!
長年ボイストレーナーとして
仕事をさせていただいてきましたが
・「ら行」の発音が舌っ足らずになってしまう
・「い」の口で力が入る
・「さ行」で息が抜ける
などの「癖」がある人は
実は多いです。
『無くて七癖』という
ことわざがあるように、
自分では無自覚なうちに、
どこかに力を入れてしまっていたり。
強くやりすぎてしまっていたり
することが意外とあるんですよね〜><
あなたには
そんな「癖」はないでしょうか?
なかなか自分では
気が付けなかったりするものなので、
時には
第三者に歌をチェックしてもらう
ことは非常に重要です。
Lavocボーカル教室では、
一人一人にあった
練習メニューを提案しています。
練習はずっとしているのに
伸び悩みを感じてるあなた!
まずは
ありのままの歌声を
聴かせてください。
あなたに合う練習方法を
一緒に探していきます!
無料体験レッスンにて
いつでもお待ちしております^^
クリス・ハート:『I love you』
この記事を書いた人
- 静岡生まれ大阪育ち。
幼少時から歌うことが大好きで
高校時代から劇団東俳、ヤマハ音楽教室にて本格的にボイストレーニングを行う。
高校では軽音部(北川達也設立!)に所属し、17歳からオリジナル曲でライブハウスに出演し始める。
高校卒業後、ヤマハ音楽院大阪ポピュラー科にて太田 聖二氏、松田多延子氏に師事。
同時に自身がボーカルを務めるオリジナルバンドで東名阪を中心に精力的にライブ活動を行う。
また天理楽器 奈良店、生駒店にてボーカル講師を3年間経験した後、2015年上京。
高校の先輩、北川達也の勧めでラボックボーカル教室に勤務し始める。
ラボックではポスターやヒップホップ英会話の教材のデザインなども務める。